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カイ・クリスチャンセンによるテーブルセット。

デンマーク王立芸術アカデミーにてデンマーク家具デザインの父コーア・クリントの元でデザインを学び、卒業後は自身のスタジオを構える。彼らしい衣装美を確立しつつ、機能的なデザインが彼の特徴。今回ご紹介するチェアNO.42は代表作であり、デンマークのスタンダードとして親しまれている。

全体に使用されるローズウッド材は、現代ではワシントン条約により輸出入を制限されている希少種。燃えるように力強くありながら、落ち着き払った佇まいが魅力的で、上品なダイニングシーンを構築できる。テーブルに置かれた食器やカトラリーはシルエットがハッキリと映え、盛り付けられたお料理もいっそう美味しく魅せてくれることでしょう。

ラウンドテーブルのよいところは、角がないためダイニングの導線確保が容易で、みんなが中心に向かって腰掛けるため自然と会話も弾むこと。また、四角い収納家具が辺りにある中で丸い天板がよきアクセントとなることも特徴だろう。拡張のためのスペア天板は1枚。本体と同じ幕板がセットされ、幕板が歯抜け状態になることなく一体感を保ったまま拡張できる。すると最大6名での使用が可能。これなら家族や友人を招いてのホームパーティもゆとりをもって楽しめそう。贅沢にローズ無垢材が使用された脚は工具なしで付け外しが可能なねじ込み式。模様替えやお引越のときには嬉しいポイント。

合わせるチェアはNo.42。他の北欧家具とは一線を画すシャープな意匠性を持ちながら、その素晴らしい座り心地は代表作として面目躍如。意外と懐の深さを感じるシートはウレタンフォームとウェービングバンドによる柔軟なクッション性でお尻を受け止めてくれて、背もたれは体の曲線に沿うようカーブが付けられて背辺りは優しい。僅かに角度も変わり、深く腰掛けても浅く腰掛けてもフィットしてくれるギミックも素晴らしい。さらにハーフアームに腕を委ねればコンパクトながらゆったりと食事を楽しめそう。一般的なアームチェアは天板下の幕板にアームがぶつかり椅子が大きく外にはみ出してしまうが、No.42ならその心配はない。

テーブルとチェア4脚セットの価格となります。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、ウレタン交換、生地張替え、木部のアフターケアもご対応します。


コメント : 中島


木材の詳細
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Table + 4chairs set
17D09-0118
直径1150+(550) H720
Kai Kristiansen / Feldballs Mobelfabrik / Denmark / 1960's / Rosewood
SOLD OUT