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デンマーク人デザイナーIb Kofod-Larsen(イヴ・コフォド・ラーセン)によるデイベッドソファー。 ウェグナーやフィンユールなどの著名なデザイナーと同様、デンマーク家具を世に広めた功労者であり、彫刻作品かの様な美しく繊細な意匠を得意とする。中でも、1956年にクリステンセン&ラーセン社から発表されたイージーチェア通称“エリザベスチェア”はその名の通り、エリザベス女王も愛用した事でも知られる彼の代表作の1つ。意匠はもちろんのこと構造的にも熟慮された秀逸な家具の数々は、現代でもその価値は衰えることなく愛され続けている。

チーク無垢材をベースに、強度のあるスチール板を背もたれ、アーム部分に使用した美しいシルエットのフレーミング。ソファー、ベッドとして使用出来るようたっぷりとした奥行きの座面クッションと、置き式で自由度の高い背もたれクッションが備わっている。一体型のフラット座面は、座る位置を選ばず、足を伸ばして横になるのにも快適。フレームからはみ出した両端の座面、一見すると座る際に垂れてしまうのではと不安になるが、四方に木フレームがしっかりと入っている為ご安心を。この浮遊感もデザイン要素の1つとなっている。

平面的な構成である分、クッションのボタン締めがよきアクセントとなり立体感を生み出すと同時にウレタンの偏り、型崩れを防いでくれる効果ももたらす。内部にはスプリングがセットされ、適度な反発力によって体を支えてくれますから、ただ座るだけでなく胡坐をかいたり寝そべったりと色々な姿勢で寛ぐといい。置き式の背もたれクッションのレイアウトを駆使すればより快適にご使用いただける事でしょう。

ファブリック、ウレタンフォームは新たに交換済み。セレクトしたインポートファブリックはリネンとコットンの混紡素材。リネンらしいあっさりとした風合いを表現しつつも、手で撫でてみるとコットンの柔らかな肌触りも感じられる。落ち着きのあるダークトーンのグレー色は、チークフレームとの相性も良く、上品な佇まいに仕上がりました。

次世代へ接続可能な家具として蘇らせました。
フルサンディング(研磨)によって劣化した塗装シミ、傷、汚れを除去し、その後、耐水、耐退色効果のある特殊な素材を浸透・硬化させ、トップコンディションの状態である「ハイク・クオリティ」まで仕上げを施しました。ご購入後、木部のアフターケアもご対応します。


コメント : 谷山


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Day Bed Sofa
18S06-0124
W1920 D1030 H680 SH380 配送料金 Fランク
Ib Kofod-Larsen / Seffle Mobelfabrik / Sweden / 1960's / Teak wood
SOLD OUT