Harry Ostergaardによるラウンドテーブル。彼はデンマークのRanders Mobelfabrik社とタッグを組み、テーブル以外にもチェアやキャビネットも手掛けていた。中でもシートをX字のフレームで支える構造のチェアはいくつかのバリエーションがあり、彼らの代表作なのだろう。一見するとシンプルだが、細部にまでこだわりを持ち、機能と美しさを兼ね備えているのはこちらのテーブルにも共通するポイント。
1-10-11, Higashiyama, Meguro-ku, Tokyo, 153-0043 JAPAN
Open Thur - Sun 12:00-18:00 Closed Mon, Tue & Wed
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Harry Ostergaardによるラウンドテーブル。彼はデンマークのRanders Mobelfabrik社とタッグを組み、テーブル以外にもチェアやキャビネットも手掛けていた。中でもシートをX字のフレームで支える構造のチェアはいくつかのバリエーションがあり、彼らの代表作なのだろう。一見するとシンプルだが、細部にまでこだわりを持ち、機能と美しさを兼ね備えているのはこちらのテーブルにも共通するポイント。
直径1200mmは4名で使用するのにちょうどいい大きさ。角が無い分コンパクトなスペースでも動線の確保がしやすく、レイアウトの自由度が高いところも円形の利点。伸長板は500mm幅が3枚用意され、最大幅2700mmとなり最大8〜10名で使うことができるビッグテーブルとなる。家族、友人が集まったホームパーティーや、ミーティングテーブルとしても活躍しそうだ。拡張時の秀逸な点が二点ある。ひとつは天板に厚みをもたせて幕板を廃していること。よって、拡張時に幕板部分が歯抜け状態になることなく一体感を感じられる。ふたつ目は補助脚。伸長板が3枚ともなると構造的に垂れてしまうが、補助脚を設けることで垂れを抑えて安心感が高めているのだ。
美しい木目を贅沢に配置した天板は経年変化により飴色となり、ヴィンテージらしい重厚さが魅力的。天板に白い食器やカトラリーを並べてみると、そのコントラストが互いをひき立てあい、器を彩る料理も一層腕を振るいたくなりそう。存在感のある天板とは対照的に脚部は細身のテーパード。いずれのサイズにしてもスマートで不安定さを感じさせない絶妙なプロポーションの美しさはデザイナーの力量を物語っている。
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コメント: 中島
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