張地、内部クッション材は新規に交換済み。生地はデンマークの老舗ブランドKvadrat社の“FIord”をセレクト。Fiordは表面全体に真珠のようなドット模様散りばめられているのが特徴で、このデザインのインスピレーションとなったのは、ノルウェーのフィヨルドで真珠のように輝く月光とも言われている。単色ながら立体感のあるグレー生地は、質感も素晴らしく、深みを増したチーク材との相性も良い。4脚セット販売(@80.000 x 4脚)となります。
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ハリー・オスタゴ―によるダイニングチェア。まず初めに目に留まるのは三日月型の背もたれ。しなやかな柾目のチーク材が用いられ、とても端正な印象をうける。後述するが、全体をミニマルにまとめられているからこそ、このディテールが際立って感じられるのでしょう。体の曲線にフィットするようカーブしている為、座り心地も申し分ない。
では、フレーミングにも注目してみよう。気になったのはシートを支える座枠がこの椅子には存在しないこと。一般的には座枠がシートの四方を囲うように四角く組まれるのだが、この椅子はXに交差したフレームがシートを中心で支えている。あとはシートが回転しないよう前脚から飛び出ているダボにはめるだけ。シンプルながら目から鱗な構成。X構造にすることで、椅子を見下ろした際に座枠が視界から消え、シートから直接脚が伸びているような軽やかな印象を与えてくれる。
このXフレーム構造は貫という脚と脚を繋ぐ補強材が入っていない場合に特に有効なように思う。強度を確保するために座枠を分厚くする必要があるのだが、Xフレーム構造により上手く座面下に隠すことで意匠性を確保することができるからだ。だから単に奇抜な構成にしたかったのではなく、きっと悩みぬいた末の解決策だったのではないだろうか。さらに、後脚は僅かにハの字に開いている為、横方向の揺れにも踏ん張りがきくよう配慮されているので、構造的な安心感がより高められている。
張地、内部クッション材は新規に交換済み。生地はデンマークの老舗ブランドKvadrat社の“FIord”をセレクト。Fiordは表面全体に真珠のようなドット模様散りばめられているのが特徴で、このデザインのインスピレーションとなったのは、ノルウェーのフィヨルドで真珠のように輝く月光とも言われている。単色ながら立体感のあるグレー生地は、質感も素晴らしく、深みを増したチーク材との相性も良い。4脚セット販売(@80.000 x 4脚)となります。
コメント : 中島
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