HIKE

スウェーデン人デザイナーYngvar Sandstromが1960年代にデザイン、AB SeffleMobelfabrik社によって制作されたサイドテーブル。 木の宝石や王様と呼ばれヨーロッパで古くから重宝されたローズウッド材を使用したサイドテーブル。美しい木目と硬く丈夫な性質で家具の他にもピアノや ギター、チェス、ビリヤードのキューなどの趣向品も多く使用された。カットやサンディングなどの加工を加えるとバラの様な香りが漂う事からこの名がついたと言われ、事実ローズウッドの家具をメンテナンスするアトリエはいつも甘い香りで包まれる。 そのローズウッドを贅沢に使用した天板は、シンメトリーに2枚の突板がはぎ合わされ、四方には強度と意匠を踏まえ無垢材を。 それは直線ではなく優しく弧を描きより品良く仕上がっている。 天板、幕板が一体型に見間違える程美しい脚部は輸送コスト、メンテナンスを容易に行う為に配慮された着脱式で意匠美と機能美のバランスが絶妙。 コンパクトなサイズなので使用場所の選択肢が多く、ソファ前や横はもちろん、壁面にセットしてグリーンを飾ったり、ベッド脇のナイトスタンドとして... 使い勝手の良い日常の道具としての生活を豊かにしてくれるだろう。

コメント：谷山

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