SOLD OUTArchives

スウェーデン人デザイナー、アルフ・スベンソンによるブックケース。

上台には相当量の書籍を収納可能。棚板は可動式でご自身で自由に位置を調整できるから効率的に収納できる。棚を支えるダボはレールタイプを採用し、棚を下から見上げてもダボが見えない仕組みに。背の高いブックケースの場合、高い位置にある棚板は裏側が見えることがあるが、こうした細かな配慮は素晴らしい。本体前面枠や棚板の小口には丸みをつけたオーク無垢材で仕上げられ、まるで無垢材で構成されているかのような量感を表現。この手の収納家具は突板で形作られるのが常なのだが、深く飴色に変化したオーク材の風合いも相まって重厚な佇まいに感じられるでしょう。

下台は真鍮の鍵で解錠し、そのまま持手代わりに鍵を引いて扉を開閉する。内部は左右に2分割され、片側には奥行きの異なる可動棚まで備わっている。背の高さや、形の異なるものを効率よく収めていくことは意外と難しいが、奥行きの浅い棚板があればデットスペースを上手に活用できそうだ。扉はオーク無垢材で框を組み、丁寧に編まれたラタンを面材に使用することでテクスチャーが際立ち、このブックケースを印象付ける最大のポイントに。4本脚構造によって脚元は軽やか。本体の造形と親和するよう意匠性が考慮され、脚先まで抜かりない。

角の無いラウンドテーブルは、ダイニングシーンの導線確保が容易で、みんなが自ずと中心に向かい腰掛ける為、お互いの顔を見ながら自然と会話が弾む。また有機的な曲線が部屋に入る事で優しい印象を与えるのも魅力だろう。天板中央にセット出来るスペア天板は3枚で、1枚がW500なので1枚セットでW1700、2枚セットでW2200、3枚セットでW2700となり、最大で10人が揃って使用可能。なおかつ付属されたサポート脚を下げればスペア天板に過重がかかっても水平レベルを保つ優れもの。

上下分割された構造だから搬入し易く、設置後の模様替えも問題ないでしょう。元々は上台を下台に載せるだけの簡単設置なのですが、転倒防止用に背面に取り付けられる連結金具をお付けします。


コメント:中島


2000年のオープン以来、「物質の循環」「自然との共生」をメインテーマに、ヴィンテージ家具の永続的使用を追求し続けています。末長くお使いいただけますよう自社プロスタッフが可能な限りのメンテナンスを施しました。ご検討、ご購入前に下記を一読していただけますようお願いします。

木部補修  生地張替  サポート  木材種類  無断転載について

Cabinet
19D06-0115
W1200 D450 H1840 配送料金Eランク
Alf Svensson / Bjasta Snickerfabrik / Sweden / 1960's / Oak wood
SOLD OUT