HIKE

トーベ & エドワード キンドラーセンによるソファテーブル。夫婦でデザイン活動を営み、建築から食器、ジュエリーまで幅広く手がけてきた彼らの経験と感性を感じる逸品。

まずは特徴的な貫に注目を。チーク無垢材を削りだし、繊細なカーブが描かれた貫はメビウスの輪のように面から線へと変化する。接合部は剛性を高める為に脚との設置面を増やし、中央に行くにつれ薄く線となりその存在を最小限に。構造的な観点を維持しつつ美観を意識された貫は、このテーブルの象徴的なデザイン。天板はまっすぐな木目の柾目を用いることでよりシャープな印象になっている。経年変化により味わいがプラスされ雰囲気は抜群。

幅1200あるので3人掛けソファと相性がいい。家族や友人とお食事やお茶をするにも快適なサイズ。また天板側面のせり上がりには無垢材が用いられ立体感を。こちらは筆返しの効果もあり、細かな気配りも抜かりない。

コメント：中島

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