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ミッドセンチュリー期のデンマークを代表するデザイナーの1人、ボーエ・モーエンセン。素材を活かし堅実で流行に左右されないシンプルなデザインを得意とする彼のデザインは、世界中に多くのファンを持つ。

今回ご紹介するのは幅3mを超える大型ユニットキャビネット。販売当時は様々なカタチのユニット、アクセサリーが選択できた。ファクトリーはモーエンセン他、スウェーデンの巨匠マルムステンの家具を多く手掛けた事でも知られる老舗メーカーKarl Andersson&Soner。材質はモーエンセンが好み多用したオーク材。50年の時を経て深みを増した木の表情がビンテージ家具最大の魅力である。

それでは左から順にご説明。
左側:上段はフルオープン仕様で、可動棚が6枚。下段は両開扉のフルオープン可動棚2枚。使い勝手が非常に良い定番の組合せ。
中央:上段が珍しい両開きガラス扉仕様で可動棚2枚。中段は、大きな扉を前に倒せばデスク天板になり、中には可動棚2枚がセット。下段は左側と同タイプの両開扉フルオープンで可動棚2枚。3段からなる最も多機能なキャビネット。
右側:他2台に比べスリムな仕様。上段はフルオープンで可動棚3枚。下段は4杯の引出、1杯目が浅く、2、3杯目が同じ深さ、4杯目が一番深い仕様。それぞれ中には可動の仕切り板がセットされ、細々した日用品類を上手く収納できる。

取手、丁番、棚ダボの金具パーツは全て真鍮を使用するなど細部へのこだわりもぬかりがなく、経年変化した表情がまた素晴しい。上段同士の可動棚は同じ仕様となり、各ユニットへ移動し枚数を調整することができる。下段も同様。上段と下段はセパレート、背面で固定するから地震の心配もなく、また納品時、間口の心配もありません。 デスク天板の鍵は施錠不可の為マグネットを取り付けており、鍵は取手として使用。

三連でご使用いただくのはもちろんですが、分割して各部屋で使うことも可能。暮らすカタチは少しずつ変わってゆくもの、フレキシブルに対応できるのは重要なポイント。これほどまでに、生活を取り巻くあらゆるモノを機能的に収納でき、美しくそこに佇んでくれるキャビネットはそうそうない。3点セットの販売となります。


コメント :谷山


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Cabinet
210715-2
左 : W1350 D540 H1860 配送料金Fランク 別途組立費用
中 : W1350 D540 H1860 配送料金Fランク 別途組立費用
右 : W 680 D540 H1860 配送料金Eランク 別途組立費用
Borge Mogensen / Karl Andersson / Sweden / 1960's / Oak Wood
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