STANDARDWorld Basic Products

刺繍織物作家、稲田麻衣によるクッション。フランスで学んだヨーロッパ各地の様々な技法をベースに活動している稲田は、クラッシックなイメージの刺繍や織物をコンテンポラリーに再解釈し、日常で触れた自然やモチーフなど、自由なインスピレーションからデザインを構想。数学的なコンポジションを経た緻密テクニックは、モノクロームのトーンの陰影や透過する光など繊細な表情の美しさにも気付かされます。

Drawn work Cushion
001−003450×450 ¥40,000 (税込 ¥44,000)
007−008300×500 ¥35,000 (税込 ¥38,500)

16世紀初頭から伝わるイタリアのDrawn work(ドロンワーク)技法をベースにしたデザイン。Drawn workとは、布地から織糸を抜く、切る等を行い、生まれたスペースに刺す刺繍。
001−003は、スクエアグリットにフラワーモチーフの透かし模様で柔らかなニュアンスを添えている。ベースのリネン地に刺繍はコットン糸で施しており、微妙なトーンの陰影が繊細な白のワントーン、緻密な技法が引き立つ黒糸刺繍による白とベージュの3種類からセレクト可能。

007−008は刺繍を施す箇所にステッチをかけ、縦横の糸を抜き取り、マスを作る。マスに糸を束ね渡していく精緻な刺繍柄のリピートは、空にはばたく鳥の群れか、蝶の舞う花畑を連想させる。

Hardanger Cushion
004−006450×450 ¥40,000 (税込 ¥44,000)

ノルウェーの西南海岸の伝統技法Hardanger(ハーダンガー)をベースにしたデザイン。Hardangerとは布目を数えて刺繍した後に織糸をカットし、残った織糸をかがるのが特徴の刺繍技法であり、細やかな幾何学模様の構図からも一針ごとに微細な世界を構築していく様子が窺える。リネンの生地に同色のコットン糸での刺繍は、微妙なトーンの陰影がシックな印象に仕上がった。モノトーンワンカラーのホワイト、グレー、ブラックの3種類からセレクト可能。グレーはベースの生地と糸を稲田自身が染め上げている。

Weaving Cushion
009500×700 ¥49,000 (税込 ¥53,900)

2色使いの綾織りのクッション。フランス製の糸で密度濃く、柔らかな風合いに織り上げた。機織りの踏み方や、緯糸の色を変え、アシンメトリーなラインのコンポジションとグラデーションのモダンなデザインにボリュームある中材をセット。ピローサイズのクッションのため、枕として使用し、ベッドスローとのコーディネートを楽しむことやゆったりとしたソファクッションとしても愛用できる。


生産数に上限を設けております。 001−008は6点、009は4点まで、上限に達し次第販売終了いたします。受注製作のため、納期は約2か月です。



稲田麻衣企画展 「Embroidery and Weaving」
会期 2024年3月30日(土)− 4月14日(日) 12:00 − 18:00 火・水 休
会場 HIKE 東京都目黒区東山 1-10-11

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Embroidery and Weaving − Cushion
Domestic
Mai Inada / Japan / 2024 / Linen & Cotton
下記価格は007 Cushionの価格です。
35,000円(税込38,500円)
Cushion