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Hans Hove & Palle Petersenデザインによるキャビネット。手掛けたのは1960年代に設立されたデンマークのファクトリー、Christian Linneberg Mobelfabrik社。同社はJohannes AndersenやIb Kofod Larsenといった有名デザイナーの家具も製作していたため、実力は折り紙つきである。

両者はタッグを組み、様々なキャビネットを製作していることから良きパートナーだったのであろう。今回ご紹介するキャビネットは元々ユニットシリーズとして製作されており、下台には引戸や引出仕様の収納、上台はオープン仕様のブックケースが用意され、置き場所や使い勝手に合わせて自由な組合わせが選べたもの。

それでは、順に彼らのこだわりに迫ってみよう。全体を構成する木材はワシントン条約で絶滅危惧種に指定されたローズウッドを使用。現在では個体数の減少からローズウッドを用いた家具を製作することは非常に困難なことからも当時の恵まれた資源状況が想像できる。

下台の扉はまるで墨で絵付けを施したような力強い木目をシンメトリーにレイアウト。手掛けを最小限の要素にすることで、より木目を堪能できる配慮がなされている点も見事。引戸であるから開き代を必要としないため、コンパクトなスペースでも物の出し入れがしやすいことも嬉しいポイント。内部は向かって左側にブラックに塗装された2杯のトレー、右側には棚板が1枚セットされている。それぞれ、高さの変更が可能で、トレーには筆記用具や書類、薬など日用品を仕舞い、使う際にはトレーごとテーブルやデスクに持っていけるのでとても便利。脚部はスティールならではの華奢な造形により、軽やかな印象を与え、ブラックが全体を引き締める効果となっている。

上台はシンプルなオープン仕様であるが、四隅はブラックの部材を用いてアクセントを加えている。実は下台にも同様の意匠が施されており、少ない要素の中でもオリジナリティを生み出せるのは彼らの高い技量の証。多くの書籍を収納することも可能だが、あえて余白を作りながらお気に入りのアートピースやオブジェを飾ることで、居心地の良い空間を演出する役割も担ってくれるだろう。


上台は2つにセパレートできる仕様のため、連結金具を付属いたします。ユニット家具のため上台側板にも穴が開いておりますので、お申込み後にお塞ぎいたします。

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コメント: 萱野


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23D07-0076
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Hans Hove & Palle Petersen / Christian Linneberg Mobelfabrik / Denmark / 1960's / Rose wood
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