HIKE

Henning Norgaard（ヘニング・ノルガード）による60年代製のコーヒーテーブル。

モダニズム建築のように空間的なフレームは、直角が生む切れのある陰影が印象的。脚部はまるでスチールフレームのように細く、硬派な印象とオークの深みを増した質感との対比が美しい。木材を細く用いたときに心配になるのは強度だが、独特の入れ子状の構造によって頑丈な作りになっている。視界が抜けるガラス天板との相性も良く、非常に軽やかでありながら、空間の中で視覚的な焦点になってくれる。水平垂直のみを用いたその造形は形而上学的で、ドイツのバウハウスや、オランダのデステイルの影響も感じる。

サイズは比較的小ぶりで、サイドテーブル、またはコーヒーテーブルとしても汎用性が高い。天板がガラスのため、熱いカップなどを直接置いても問題なく、汚れは水やアルコールで拭き取るのみ。メンテナンスの手軽さも魅力の一つだ。

装飾性を抑えながらも、普遍的な構造自体の美しさによって目を惹きつける意匠は、他のビンテージとの相性はさることながら、現代的な空間にも良く馴染む。引っ越しなどの環境の変化や趣味の変化にも左右されにくく、一生の友になってくれそうだ。

ガラス天板は国内にて新しいものに交換済です。

在庫は2台。1台￥220,000＋taxよりお申込み頂けます。

下記「カートに入れる」ボタンよりお申込み下さい。お振込・カード分割でのお支払いをご希望の場合はお問合せフォームよりご連絡お願いいたします。別途ご案内のメールをお送りいたします。

コメント： 田中

2000年のオープン以来、「物質の循環」「自然との共生」をメインテーマに、ヴィンテージ家具の永続的使用を追求し続けています。末長くお使いいただけますよう自社プロスタッフが可能な限りのメンテナンスを施しました。

ハイク品質と特性　　生地張替　　サポート　　木材種類　　コーディネートサービス　　無断転載について