SOLD OUTArchives

北欧ミッドセンチュリー期の数あるタイルトップテーブルの中でも人気を博す1台。Haslve(ハスレブ)社とRoyal Copenhagen(ロイヤルコペンハーゲン)社との共作であり、デンマークを代表するメーカー同士のコラボレーションで大成功したひとつの例として現代に語り継がれる。

こちらのテーブルはローズウッドを用いた仕様が多い印象だが、本作はマホガニーを使用。色味はローズウッドに近く、艶やかで色気ある魅力は同様なのに対して、木目は優しく繊細なため、タイルの絵柄がより引き立つように感じる。ウッドフレームはHaslveのトップデザイナーSeverin Hansen Jr(セヴェリン ハンセン)が手掛けており、真骨頂ともいえる天板と脚を繋ぐ接合方法は、木材の小口を見せることなく彼の美意識の高さがうかがい知れるところ。角がしっかりと表現された造形も他の北欧家具とは雰囲気が異なり唯一無二の存在。

ウッドフレームに彩りを与えるタイルはRoyal Copenhagenの絵付師Nils Thorsson(ニールス トーソン)が手がけた「BACA」シリーズのもの。土の風合いを残した落ち着きある色合いに、重厚なグラデーションとハンドペイントで描かれた繊細なデザインが特徴的。経年変化を経てより深みを増したマホガニーとの相性は抜群だ。

タイルを天板とする利点は美しさだけでなく実用性も高いこと。輪染みの心配がないため熱いものや、冷たいものも気にせず直接置けて、万が一こぼしてしまっても布巾でサッと拭き取ればいいので、木製天板に比べて日々のお手入れが簡単。また、高さがある為、ソファに預けた上体を軽く起こすだけでテーブル上のティーカップに手が届くのも嬉しいところ。

こちらの共作は様々なサイズバリエーションが展開されているが、今回はレイアウトしやすいサイドテーブル。ソファ前やサイドはもちろん、壁際に置き、季節の草花やアートピースを飾るなど汎用性に優れ、重宝するだろう。コンパクトなサイズながら住まいのシンボリックな存在となり、愉しませてくれるに違いない。

天板裏にはRoyal Copenhagenらしい陶器で作られた刻印と、安全性、耐久性、材料や製造方法に至るまで全ての項目が最高基準のファクトリーにのみ与えられる印 "Danish Control" のステッカーが誇らしげに残る。


下記「カートに入れる」ボタンよりお申込み下さい。お振込・カード分割でのお支払いをご希望の場合はお問合せフォームよりご連絡お願いいたします。別途ご案内のメールをお送りいたします。


コメント: 萱野


2000年のオープン以来、「物質の循環」「自然との共生」をメインテーマに、ヴィンテージ家具の永続的使用を追求し続けています。末長くお使いいただけますよう自社プロスタッフが可能な限りのメンテナンスを施しました。ご検討、ご購入前に下記を一読していただけますようお願いします。

ハイク品質と特性  生地張替  サポート  木材種類  コーディネートサービス  無断転載について

Side Table
24D05-0081
W860 D550 H500 配送料金Bランク
Severin Hansen Jr / Haslev / Denmark / 1960's / Mahogny wood
SOLD OUT