HIKE

Poul Henningsenが手掛けた街路灯をモチーフに製作されたペンダントランプ「Toldbod」。様々な材質、サイズを展開するToldbodだが今回ご紹介するのは、2005年〜2007年の間に製作された真鍮鋳物モデル。素材の特質上、仕上に個体差が生まれてしまう為、早期に廃盤となった仕様である。

鋳造メタルの、ざらっとした粗い質感をうちだすため、金属部の表面処理は最低限にとどめた素材感のある表情が魅力的。小ぶりながらずっしりと重みのあるシェードは、真鍮の表面に薄い酸化皮膜を人工的に形成させることで変色を抑えながら、落ち着きのある色味が楽しめる。

ラウンド形状のシェード内に集められた光は真っ直ぐに下に降り注ぎ、手元を明るく照らし出し、光の届かない上部との陰影をつくり部屋全体を落ち着きのある空間へと誘う。素材を活かしたシンプルデザインは設置場所の選択肢も多い。電球が直接視界に入ることがない為、ダイニングテーブル、デスクトップはもちろんエントランスや寝室など設置場所の選択肢は多い。

※ご注意：シェードの性質上、電球の熱がシェード部分に伝わり、シェード全体が高温になります。点灯時、消灯後30分は器具に触れないで下さい。

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コメント： 萱野

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