クッション張地、ウレタンフォームは新規に交換済み。張地は1876年にスペインにて創業したGaston y Danielaのファブリックをセレクト。適度な張りがあり、しっかりとした厚みにより耐久性に優れている。ホワイトとグレーの糸による立体的な織りはシンプルながらもフレームに負けない存在感と上品さを生み出している。
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スウェーデン人デザイナーのErik Wortsによるソファ。1960年代にスウェーデンの家具メーカーBroderna Andersson社にて製作されたモデル。一見ローズウッドと勘違いしていまいそうな濃く深みのある色合いのチークフレーム。経年変化により色艶を増し重厚感のある佇まいはヴィンテージならではの表情。現在採れる色の薄いチーク材と比べればまるで別種の様である。
腰掛けてみると程よい角度に張りのあるウレタンフォームと調整済みのスプリングが、沈み込み過ぎずに体をサポート。低めのシートハイは、深く腰を掛けてもカカトが床に着くため、男女分け隔てなく長時間ゆったりと寛ぐことができそう。
中央に厚みを持たせたリーフ型のアームは滑らかで腕によく馴染み、手のひらを着いて立ち上がる際のホールド感も素晴らしい。アームと脚の接合部もあえてくぼみを持たせた立体感のあるデザイン。このようなディテールが全体の意匠を引き締めており、シンプルながらもデザイナーのこだわりが垣間見れるポイント。
背面は贅沢にチーク無垢材を補強材として横に渡たし、量感をもたらされており、幅広のスポークが整然と並んだ姿も合わさり、見事なバックショット。このデザインならば部屋の中央にセットしても素敵だろう。
クッション張地、ウレタンフォームは新規に交換済み。張地は1876年にスペインにて創業したGaston y Danielaのファブリックをセレクト。適度な張りがあり、しっかりとした厚みにより耐久性に優れている。ホワイトとグレーの糸による立体的な織りはシンプルながらもフレームに負けない存在感と上品さを生み出している。
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コメント:萱野
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