1960年代、CE Christiansonによるオープンシェルフ。
ユニークな仕様が複数設けられているプロダクトなので、順を追って見ていこう。まず特徴的なのは、収納部が2台横並びになっており、それを2枚の長い棚板が繋いでいる点。棚板は計4枚備わっているが、そのうち2枚は幅一杯、残りの2枚は約半分の長さ。製作当初はユニット式になっており、最小W1100のオープンシェルフをスペースに合わせた台数を横並びにして使用できるよう設計されている。
木材と金属パーツの組み合わせも秀逸だ。木部は現在では輸出入がワシントン条約により制限されている希少なローズウッドが使用されている。ローズウッドの木目は、赤褐色に独特の黒い筋が流れる様が美しく、ビリヤードのキューやギターなど趣向性の高い逸品にも用いられた。本作の収納部や棚板の木目もその特徴がよく表れており、ヴィンテージならではの風格が漂う。対して支柱や脚部、ハンドルには金属を使用することで、良きアクセントを生み出し、金属部分も経年で味わい深く変化していることで木部との調和も申し分ない。
アイコニックな棚受けも贅沢にローズウッドの無垢材で作られているが、実はそれだけではない魅力がある。真鍮製のボルトを緩めることで支柱をスライドさせ、棚板を無段階で任意の高さに調整することが可能。構造上ボルト固定だけでなく、棚の上にモノを乗せることで棚受けの角度が僅かに変わり固定される仕組み。次に収納部を開けてみるとそれそれ可動棚が2枚ずつセットされており、収納物に合わせて細かく調整できるのも便利。箱組と棚板に支柱が貫通している珍しい仕様には一見驚くが、上部の棚に物を乗せた際の荷重に耐えうる設計だと納得できる。向かって左側の収納部の背板には配線穴が設けられているので、スマホやノートPCなどの充電に重宝しそう。
W2200 H1700と大型のプロダクトではあるが、低く抑えられた収納部と抜けの良い上部により圧迫感を感じさせないので、リビングや書斎の壁面に意外とレイアウトしやすい。見せると仕舞うが両立したプロダクトのため、日用品や書籍、書類など見せたくないものは下の収納部へ集約し、オープン部にはアートピースや写真、食器などを余白を持ってディスプレイすることで、空間が整うだけでなく、使い手の美意識を高めてくれる存在になるだろう。
支柱の構造上、地震などで揺れる可能性がございます。ご不安な方は現物ご確認の上、お申込み下さい。
ご配送は組立方法に少々癖があるので、基本的には自社便で承ります。配送エリア・送料等はご相談ください。支柱を収納部の上から差し込むため、天井高2200mm以上が必要となります。もしくは、天井高が低いスペースの場合、商品を倒した状態で組立を行うこととなりますので、作業スペースの確保が可能かのご確認をお願いいたします。
コメント: 萱野
コーディネートに使用されたアイテムは下記からご覧いただけます。 Table Lamp Mush Lamp Arm Chair Kvadrat Rug Kanon
その他のオープンシェルフなどはこちらからご覧下さい。
2000年のオープン以来、「物質の循環」「自然との共生」をメインテーマに、ヴィンテージ家具の永続的使用を追求し続けています。末長くお使いいただけますよう自社プロスタッフが可能な限りのメンテナンスを施しました。ご検討、ご購入前に下記を一読していただけますようお願いします。
ハイク品質と特性 生地張替 サポート 木材種類 コーディネートサービス 無断転載について
» 初めてご購入される場合は、こちらをご覧ください。
» 特定商取引法に基づく表記 (返品など)
STORE INFORMATION
1-10-11, Higashiyama, Meguro-ku, Tokyo, 153-0043 JAPAN Open Thur - Sun 12:00-18:00 Closed Mon, Tue & Wed 03-5768-7180(T) shop@hike-shop.com HIKE Area Map
1960年代、CE Christiansonによるオープンシェルフ。
ユニークな仕様が複数設けられているプロダクトなので、順を追って見ていこう。まず特徴的なのは、収納部が2台横並びになっており、それを2枚の長い棚板が繋いでいる点。棚板は計4枚備わっているが、そのうち2枚は幅一杯、残りの2枚は約半分の長さ。製作当初はユニット式になっており、最小W1100のオープンシェルフをスペースに合わせた台数を横並びにして使用できるよう設計されている。
木材と金属パーツの組み合わせも秀逸だ。木部は現在では輸出入がワシントン条約により制限されている希少なローズウッドが使用されている。ローズウッドの木目は、赤褐色に独特の黒い筋が流れる様が美しく、ビリヤードのキューやギターなど趣向性の高い逸品にも用いられた。本作の収納部や棚板の木目もその特徴がよく表れており、ヴィンテージならではの風格が漂う。対して支柱や脚部、ハンドルには金属を使用することで、良きアクセントを生み出し、金属部分も経年で味わい深く変化していることで木部との調和も申し分ない。
アイコニックな棚受けも贅沢にローズウッドの無垢材で作られているが、実はそれだけではない魅力がある。真鍮製のボルトを緩めることで支柱をスライドさせ、棚板を無段階で任意の高さに調整することが可能。構造上ボルト固定だけでなく、棚の上にモノを乗せることで棚受けの角度が僅かに変わり固定される仕組み。次に収納部を開けてみるとそれそれ可動棚が2枚ずつセットされており、収納物に合わせて細かく調整できるのも便利。箱組と棚板に支柱が貫通している珍しい仕様には一見驚くが、上部の棚に物を乗せた際の荷重に耐えうる設計だと納得できる。向かって左側の収納部の背板には配線穴が設けられているので、スマホやノートPCなどの充電に重宝しそう。
W2200 H1700と大型のプロダクトではあるが、低く抑えられた収納部と抜けの良い上部により圧迫感を感じさせないので、リビングや書斎の壁面に意外とレイアウトしやすい。見せると仕舞うが両立したプロダクトのため、日用品や書籍、書類など見せたくないものは下の収納部へ集約し、オープン部にはアートピースや写真、食器などを余白を持ってディスプレイすることで、空間が整うだけでなく、使い手の美意識を高めてくれる存在になるだろう。
支柱の構造上、地震などで揺れる可能性がございます。ご不安な方は現物ご確認の上、お申込み下さい。
ご配送は組立方法に少々癖があるので、基本的には自社便で承ります。配送エリア・送料等はご相談ください。支柱を収納部の上から差し込むため、天井高2200mm以上が必要となります。もしくは、天井高が低いスペースの場合、商品を倒した状態で組立を行うこととなりますので、作業スペースの確保が可能かのご確認をお願いいたします。
コメント: 萱野
コーディネートに使用されたアイテムは下記からご覧いただけます。
Table Lamp Mush Lamp
Arm Chair
Kvadrat Rug Kanon
その他のオープンシェルフなどはこちらからご覧下さい。
2000年のオープン以来、「物質の循環」「自然との共生」をメインテーマに、ヴィンテージ家具の永続的使用を追求し続けています。末長くお使いいただけますよう自社プロスタッフが可能な限りのメンテナンスを施しました。ご検討、ご購入前に下記を一読していただけますようお願いします。
ハイク品質と特性 生地張替 サポート 木材種類 コーディネートサービス 無断転載について