国内にて張替および内部ウレタンを交換済。ファブリックにはデンマークのファブリックメーカー Kvadrat の「Safire2」のアイボリーの生地をセレクトいたしました。手織りのような柔らかさと太いブークレ糸により、ふわりとした手触りが何とも心地良い。様々な素材を絶妙なバランスで構成された糸を使用することで、柔らかさだけではなく、気兼ねなく日常使いできる強度も実現しています。
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1960年代、フィンランド人デザイナーのEsko Pajamies(エスコ・パヤミエス)によるソファ 。本作は「Bonanza」と名付けられたシリーズの1つで、アームチェアやコーヒーテーブルも製作された。手掛けたのはミッドセンチュリー期にフィンランド最大の家具メーカーだったAsko社。1918年に創設された同社はエーロ・アールニオやイルマリ・タピオヴァーラなどフィンランドを代表するデザイナーのアイテムを数多く生み出した。
Esko Pajamiesは1950-70年代に流行した建築様式・デザイン思想であるブルータリズム(木、石、コンクリートといった素材そのものの質感や重量感を、装飾を加えずに表現する考え方)を自身の作品に取り入れたことで知られているが、本作もその特徴が良く表れている。
多くの北欧家具がシャープネスなラインで製作されるのに対し、Bonanzaのフレームはどっしりと骨太なパイン材で構成されており、見るからに安定感と包容力がありそうな佇まい。前脚を貫通した部材は素材の力強さ、デザインのオリジナリティが表現されるとともに強度も高めている秀逸な造形。アームと脚を繋ぐ組手、柔らかな面取りには職人の丁寧な手仕事が感じられる。
腰掛けてみると見た目に違わず、張りのあるもっちりとしたクッションが身体を受け止めてくれる。安心して腕を預けれられる太めのアームは、肩の力がフッと抜ける絶妙な高さ。また、クッションは程良い傾斜のため、姿勢が崩れすぎることなく、長時間快適に過ごすことができそうだ。背面クッションを少しでも幅広くするために設計されたアームを躱すデザインも座る人がより寛げるように。と彼の思いやりが伝わってくる。
ソファは食事や仕事のように明確な目的を持って使うだけではなく、何気ない時間を過ごす大切な場所。Bonanzaの力強い佇まいは本を読む、音楽を聴く、映画を見る、あるいは何もせず窓の外の木々を眺めるといった時間を優しく迎え入れてくれる。ふと気が付くといつもそこで過ごす自分がいる。そんな日々を重ねる中で欠かせない存在となっていくだろう。
国内にて張替および内部ウレタンを交換済。ファブリックにはデンマークのファブリックメーカー Kvadrat の「Safire2」のアイボリーの生地をセレクトいたしました。手織りのような柔らかさと太いブークレ糸により、ふわりとした手触りが何とも心地良い。様々な素材を絶妙なバランスで構成された糸を使用することで、柔らかさだけではなく、気兼ねなく日常使いできる強度も実現しています。
Kvadrat, Safire2, Denmark, Viscose 43%, Polyacrylic 17%, Wool 15%, Cotton 9%, Linen 8%, Polyester 8% ¥31,800/m, 要尺 6m
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コメント:萱野
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