HIKE

ハンス・ウェグナーによって、1955年にデザインされたソファGE236。ファクトリーは、ウェグナーと共に1950年代初頭から数々の名作を世に生み出し続け、今も現存するデンマークの老舗家具メーカーGETAMA社。

このGE236は、GEシリーズの3人掛けソファの中で最も幅が大きく、GE290やGE240に比べゆとりがある。座面角度は浅いため、寝転ぶ、胡坐（あぐら）をかくなど姿勢の自由度は高く、立ち上がる動作も楽。クッション内部にはスプリングが入り、適度な反発力があり長時間座っても疲れ難く、クッション自体の型くずれも軽減してくれるだろう。腰痛に悩む方やソファで横になることが好きな方には特にお勧めしたい。ファブリックアームは頭や脚をのせられるので、木のアームよりも快適性は断然高い。

経年変化によって深みが増したチーク無垢材による木部フレーム。GE236のオーク材は過去にも入荷したことがあるが、このチーク材は希少。前面意匠はファブリックにくるまれた柔らかさがある一方で、背面はチーク材の木目を存分に味わう事の出来るダイナミックさあるため、壁面につけてレイアウトする以外にも、ダイニングとリビングを区切るように島置きしてチーク材の木目を楽しんでみるのもいい。国内にて張替、内部ウレタン交換も済み。コットンとリネンによるファブリックをセレクトしており、滑らかな肌触りはうっとりするほど心地よい。チーク材とのコントラストも聞いており、互いの素材感を高め合っているようだ。

大きな家具ですから、お申し込み前に搬入経路をお確かめください。

コメント : 中島

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