HIKE

ハンス・ウェグナーによるソファテーブル「AT8」。頭文字ATはウェグナーとタッグを組み数々な名作家具を生み出したデンマークの家具メーカーAndreas Tuck社の証。ほぼ同仕様のテーブルが現在Carl Hansen & Sonで製作されているが、こちらのテーブルのようにチークとオークの組み合わせ及び現存しないメーカーのAndreas Tuck社製はヴィンテージのみの希少価値の高いプロダクトといえる。

AT8は直径・高さがそれぞれ3種類のバリエーションが存在するが、こちらは最も直径・高さ共に大きい仕様。天板にチーク、脚部にオークとウェグナーが得意とする異樹種のコンビネーションで、味わい深く色付いた姿はお互いの魅力を高め合っている。天板は強度が担保される最低限の厚みにすることで、美しいシルエットを描く。絶妙な角度で広がる3本脚によるバランス感覚もさすがの一言。そして、意外なほど重量が軽いため、ちょっとした移動であればストレスなく出来るだろう。

ソファテーブルとしては高めなので、食事や作業等が行いやすい。ラウンドテーブルの特徴を活かし、イージーチェアで囲んで使用するのもお勧め。3本脚の効果によりチェアをセッティングする角度に融通が利くことも嬉しいポイント。もちろん3シーターのソファ前にレイアウトしても良し。リビングで小さいお子様が走り回っても角が無く、動線も確保しやすいラウンドテーブルならば安心。天板はゆとりあるサイズのため、中央に花器やオブジェを置いても絵になる。このテーブルを中心に家族や友人が集まり、素敵な時間を過ごせそうだ。

コメント：萱野

新型コロナウイルス感染対策について

2000年のオープン以来、「物質の循環」「自然との共生」をテーマに、ヴィンテージ家具の永続的使用を追求しています。末長くご使用いただくことを考慮し、下記メンテナンスを施しております。ご購入前に一読していただけますと幸いです。

ハイク品質と特性　　生地張替　　サポート　　木材種類　　コーディネートサービス　　無断転載について